出雲大社に初めて行かれる方向けに
参拝する基本ルート紹介をします。

縁結びの神様、大国主大神
「縁結びの神様」大国主大神
(おおくにぬしのおおかみ)が
出雲大社(いずもおおやしろ)に祀られ
古くから信仰されています。
「縁結び」の意味合いも
男女の縁だけでなく人間関係や
人々を取り巻くあらゆるつながりと
縁にまつわるもの、すべてを含みます。

参拝方法
一般的な神社では2礼2拍手1礼ですが
(例、伊勢神宮、明治神宮など)
出雲大社で参拝する際は
2礼4拍手1礼となっています。

初心者向けルート
今回は数ある出雲大社に関する
書籍から一番わかりやすかった
Discover Japan TRAVEL
2017年12月号「伊勢神宮と出雲大社」
[雑誌] 別冊 Discover Japanを参考にし
私が選んだ初心者向けルートをアップします。

勢溜(せいだまり)と二の鳥居
境内南端に位置し
二の鳥居「勢溜の鳥居」が正門となります。

祓社(はらえのやしろ)
出雲大社の偉大な神々にお会いする前
参道に進む前に
祓社に寄り心身を清めます。

下り参道
御本殿へと向かう参道は
全国的にも珍しい下りになっています。

松の参道
祓橋(はらえのはし)を渡り
三の鳥居をくぐると、日本の名松100選に
選ばれている松並木が続きます。
中央は神様の通り道なので
両端を歩きます。
現在、松の根の保護のため
中央が通行できないようになっています。

手水舎
ここで神域に入る前に手と口を清めます。
コロナ対策で現在
ひしゃくが利用できません。
手水舎での清め方は以下の通りです。
ひしゃくが無くても
直接手で水をかけたり
すくったりすることは可能です。
ただコロナ対策として
私は携帯用の消毒用アルコールを持参し
水を直接手にする前と後に
手を除菌しました。

銅鳥居
境内の入り口となる4番目の鳥居で
わが国最古の重要文化財にも
指定されています。

拝殿
戦後最大の木造神社建築で
しめ縄が一般の神社とは
左右逆となっています。
ここで感謝や祈願を捧げます。

素鵞社(そがのやしろ)
御本殿北側に位置し
出雲大社境内でも
最大のパワースポットと言われています。
ここで有名なお砂をいただく事ができますが
そのお砂をいただくには
稲佐の浜でいただいたお砂と
交換することになります。

実際私は稲佐の浜でお砂をいただき
素鵞社のお砂と交換しました。

八足門
御祭神に最も近づける場所で
ここから御本殿を参拝します。

御守所(おまもりどころ)
そして最後に立ち寄るのが
御守所です。ここでお守りや
おみくじなどを購入する事ができます。

御本殿
「大社造」と呼ばれる
日本最古の神社建築様式。
現在の御本殿は
1744年に再建されたもので
昭和27年に国宝に指定され
平成の大遷宮で大屋根や
千木などが新装されました。
そして御本殿に直接入る事ができるのは
出雲大社の宮司家系の方のみとなっています。
天皇陛下でも一度もお入りに
なった事がありません。


まとめ
これから初めて出雲大社で
参拝する方向けに
おさえておきたいスポットを
まとめてみました。
今回出雲大社は3度目の訪問でしたが
正しい方法で参拝してたのか気になり
書籍やサイトなどで調べた方法で
実際まわってみるも
後にいろいろな参拝方法が
出て来て驚いています。
今回私の参拝方法が
間違えてるかも知れませんが
そこは大目に見てもらえればと
思います。
ただ出雲大社に行くと
日常のストレスから解放され
この世でこの地に行けるだけでも
感謝の念でいっぱいでした。