鉄道の旅

【上越・北陸新幹線E7系】指定席と自由席 乗車目的別に座席選びのポイントを解説します

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首都圏から上越新幹線で新潟、北陸新幹線で長野や、富山、金沢、福井への移動する時に座席選びで、こんなことで迷いませんか?

・目的地まで他の乗客に気を使うことなく行きたい

・指定席や自由席で快適に移動できる座席を知りたい

・グランクラスやグリーン車以外でもモバイルの充電はできるの?

この記事では旅行やビジネスで日本の新幹線に数えきれないほど乗車している僕が
上越新幹線と北陸新幹線で運用されている、E7・W7系普通車指定席と自由席
座席選びのポイントを乗車目的別に解説します。

E7・W7系新幹線

E7・W7系新幹線はJR東日本の上越新幹線とJR西日本でも運用されている北陸新幹線の車両です。

引用 nippon.com

JR東日本保有の車両をE7系、JR西日本保有の車両をW7系といいますが、この記事ではEとかWとか面倒だと思うので、こんなデザインの新幹線のことを言っていると思っていただけらばと思います。

列車名は

上越新幹線は
●「とき」号(新潟まで運行)
●「たにがわ」号
(越後湯沢とガーラ湯沢まで運行)

北陸新幹線は
●「かがやき」号(金沢まで行く最速便)
●「はくたか」号(金沢まで運行)
●「あさま」号(長野まで運行)
●「つるぎ」号(金沢、富山間で運行)

となっています。

上越新幹線と
かがやき号以外の北陸新幹線には
自由席と指定席があり
座席は、どちらも同じタイプです。

座席まわりや車内設備も変わりなく
指定席はあくまでも
着席保証という位置付けです。

乗車目的別、座席選びの
ポイント

旅行やビジネスなどで
おすすめの座席が変わるため
乗車目的別、座席選びの
ポイントを解説していきます。

上越・北陸新幹線E7系は
東京方面の車両が1号車 
座席も東京方面が1列目になります。

引用 JR東日本

車窓を楽しみたい場合

車窓を楽しみたい場合
各号車窓側のAとE席です。

窓側の座席なので
信越地方や北陸の
車窓を楽しむ事ができます。

上越新幹線の越後湯沢付近で見る
雪山の景色は、とてもきれいです。

ホームの階段やエスカレータ近くで
降りたい場合

新幹線を降りて
すぐ改札に行きたい場合は
ホームの階段やエスカレーター近くの
号車
に乗車することを
おすすめします。

主要駅で新幹線から降りた時の
ホームの階段とエスカレーターに
近い号車は以下の通りです。

●上越新幹線

  下りホームの
階段
下りホームの
エスカレーター
上りホームの
階段
上りホームの
エスカレーター
高崎
4・8号車
7号車
4・8号車
7号車
越後湯沢
4・7号車
5号車
4・7号車
5号車
長岡
5・9号車
7号車
7・10号車
9号車
新潟
5号車
7・8号車
上りは乗車のみ 上りは乗車のみ

●北陸新幹線

  下りホームの
階段
下りホームの
エスカレーター
上りホームの
階段
上りホームの
エスカレーター
軽井沢
5号車
7号車
5号車
7号車
長野
7号車
9号車
7号車
9号車
富山
5号車
8号車
5号車
8号車
金沢
5号車
7号車
上りは乗車のみ 上りは乗車のみ

車内移動をよく利用する場合

隣の乗客に気をつかうことなく
お手洗いに行ったり
デッキでスマホでの通話など
よく車内を移動する場合   
通路側のCとD席
おすすめです。

車内販売を利用する場合

上越・北陸新幹線の一部の列車には
車内販売があります。

隣の乗客に気をつかうことなく
車内販売を利用する場合
通路側のCとD席が
おすすめです。

窓側のAとE席や
3列配置の真ん中B席で
車内販売を注文する時
通路側のCとD席の乗客に
気をつかいます。

電源コンセントを利用したい場合

上越・北陸新幹線E7系には
指定席と自由席の全席
電源コンセントがあります。

電源コンセント確保のために
わざわざ窓側や最前列の座席を
選ぶ必要がなくなりました。

スマホやノートパソコンを持って
移動する時、バッテリー切れの心配がなくなり
安心して移動することができます。

広めのシートテーブルを
利用したい場合

指定席や自由席にも
グリーン車やグランクラスより
小さくなりますが
シートテーブルがあり
飲食やパソコン作業を
することができます。

各号車、進行方向最前列
前が壁面となるため
シートテーブルが
他の列より大きめのものが
設置されてます。

最前列は東京方面なら
各号車1A〜Cと2Dと2E席

新潟・長野・金沢方面は
1号車が10A〜E席
10号車20A〜E席と言うように
各号車によって変わってきます。

人に気をつかうことなく
座席を倒したい場合

座席のリクライニングを他の乗客に
気をつかわず倒せるのは各号車
進行方向最後列
です。

最後列は新潟・長野・金沢方面は
各号車1A〜Cと2Dと2E席

東京方面は1号車が10A〜E席
10号車は20A〜E席と言うように
各号車によって変わってきます。

思いきり足を伸ばしたい場合

指定席や自由席で
思いきり足を伸ばして
乗車したい場合
各号車、進行方向最前列
おすすめです。

前面が壁面なるので
他の列よりシートピッチが
広めになっています。

最前列は東京方面なら
各号車1A〜Cと2Dと2E席

新潟・長野・金沢方面は
1号車が10A〜E席
10号車は20A〜E席と言うように
各号車によって変わってきます。

寝ながら移動したい場合

乗車中に寝ながら
移動したい場合は
各号車ドアから遠い列
(車両の両端以外)の
E席
がおすすめです。

A席は隣に2つの座席があるため
2人利用でBとC席に乗客がいると
逆に眠れないことがあります。

車両の両端、最前列と最後列は
ドアの開閉音が気になり
眠れません。

大きな荷物をのせる場合

各号車1DとE席となる場所に
大きなスーツケースを置ける
荷物置き場があります。

各号車1A〜C席
荷物置き場が横になるので  
荷物が心配という方には
おすすめです。

パソコン作業や
リモートワークをする場合

移動中にパソコン作業や
リモートワークをする場合
上越・北陸新幹線E7系の8号車に
新幹線オフィス車両があります。

座席でスマホなどの通話や
Web会議などができる車両です。

引用 JR東日本

特急券があれば自由席に乗車でも
追加料金なしで利用することができます。

利用できるのは土休日や年末年始
ゴールデンウィーク
お盆などを除いた平日です。

JR東日本びゅうダイナミックレールパック

注意点

「つるぎ」号以外停車駅が異なる

北陸新幹線の金沢と富山間で運行している
「つるぎ」号は、すべての駅に停車しますが
それ以外の北陸新幹線と上越新幹線は
列車によって停車駅が異なります。

上越新幹線とき号の場合

東京発新潟行きの339号は
熊谷と本庄早稲田
上毛高原、浦佐駅は通過しますが

309号は東京から新潟までの各駅に
停車します。

●上越新幹線たにがわ号の場合

越後湯沢とガーラ湯沢駅までの
各駅に停車しますが
途中駅を通過する列車もあります。

●北陸新幹線かがやき号の場合

東京発金沢行きの507号の停車駅は
東京、上野、大宮
長野、富山、金沢ですが

509号の停車駅は
東京、大宮、長野
富山、金沢で
上野駅を通過します。

●北陸新幹線はくたか号の場合

東京発金沢行きの571号は
高崎駅に停車しますが
573号は高崎駅を通過します。

●北陸新幹線あさま号の場合

東京から長野までの各駅に
停車する列車ですが
621号は安中榛名駅を通過し
623号は本庄早稲田駅を通過します。

列車の予約や購入をする時は
停車駅の確認を事前にしてください。

北陸新幹線かがやき号には
自由席がない

E7系で運行されている
上越新幹線の「とき」と「たにがわ」号
北陸新幹線の「あさま」と「はくたか」
「つるぎ」号には自由席があります。

一方、北陸新幹線の「かがやき号」には
自由席がありません。

引用 JR東日本

できるだけ安く乗車するなら

少しでもお得に安く
上越・北陸新幹線に乗車するなら
主に2つの方法があります。

えきねっと

えきねっとはJR東日本の特急や新幹線を
インターネット上で予約、購入が
できるサイトです。

えきねっと限定で購入できる
トクだ値を利用すれば
正規運賃より5〜40%安く
きっぷを購入することができます。

期間限定で半額の運賃で乗車できる
きっぷが販売される事もあります。

宿泊付きならホテルプラン

各旅行会社から往復の新幹線と
ホテル代がセットとなった
お得な旅行商品も販売されています。

正規の往復新幹線料金で
宿泊できるプランもあります。

JR東日本ダイナミックレールパック
往復新幹線と宿泊費込みの
とてもお得な旅行商品で
おすすめです。

ダイナミックレールパックの
予約や乗車時の注意点を解説した
別記事があるので
よかったらご参照ください。

JR東日本びゅうダイナミックレールパック

指定席と自由席の
おすすめポイントと
注意点のまとめ

この記事で解説した内容を
まとめました。

●E7系新幹線は上越・北陸新幹線で
運行されている列車です。

●E7系の指定席と自由席は
同じタイプの座席です。

●車窓を楽しむなら
各号車窓側のAとE席です。

●新幹線からすぐに改札へ
行きたい場合、ホームの階段や
エスカレーターが近くにある号車

選びましょう。

●車内移動や車内販売を
隣の乗客に気をつかう事なく
利用できるのは通路側のCとD席です。

●上越・北陸新幹線E7系の
指定席と自由席は
全席に電源コンセントがあります。

●広めのシートテーブルを
利用したい場合、進行方向最前列
座席がおすすめです。

●人に気をつかう事なく
座席を倒したい場合は
進行方向最後列の座席が
おすすめです。

●思いきり足を伸ばしたい場合は
進行方向最前列がおすすめです。

●寝ながら移動したい場合は
各号車ドアから遠い列の
E席
がおすすめです。

●大きな荷物をのせる場合は
各号車1A〜C席がおすすめです。

●パソコン作業やリモートワークをする場合
8号車に新幹線オフィス車両があります。

●上越・北陸新幹線の停車駅は
同じ列車名でも停車駅が異なるので
きっぷの予約購入時に
確認することをおすすめします。

●北陸新幹線の「かがやき」号には
自由席がありません。

●できるだけ安く乗車するなら
駅の窓口で直接きっぷを購入するより
JR東日本の予約サイト
えきねっとで購入すると
お得に乗車ができます。

●宿泊付きなら
JR東日本ダイナミックレールパックのような
旅行商品を利用すれば
お得な価格で新幹線に
乗車することができます。

上越・北陸新幹線E7系は
グランクラスやグリーン車も
ありますが、安く乗車するなら
指定席や自由席になります。

上越・北陸新幹線に乗車する時の
座席選びの参考にしてみては
いかがでしょうか。

JR東日本びゅうダイナミックレールパック