出雲大社への電車のアクセスは
一畑電車出雲大社前駅ですが
かつてJR西日本大社線が出雲市駅から
この大社駅まで営業していました。
1990年3月をもって廃止となりましたが
大社駅は今でも当時のまま残っています。
その駅舎ですが2020年10月末から
2025年度まで保存修理事業を
予定する事を知り
出雲大社参拝をかね再訪しました。
大社線
JR西日本、出雲市駅から
大社駅まで7.5Kmの路線。
駅数は起終点駅を含め4駅で
1990年3月をもって廃止されました。

大社駅
場所
一畑電車、出雲大社前駅から
徒歩10〜15分ぐらいかかります。
出雲市駅、出雲大社間で
運行されているバスに
旧JR大社駅というバス停もあり
バス移動も可能です。

外観
現在の駅舎は1924年(大正13年)に
竣工されたもので
木造平屋建てで出雲大社を
模したつくりとなっていて
JR大社線廃止後もホームや駅の掲示など
すべて当時のまま残されています。
そして2004年には国の重要文化財に指定され
近代化産業遺産にも認定されています。


駅舎内
切符売り場ですが
JR大社線が営業されてた当時のまま
保存されています。

運賃表もそのまま残されています。

駅の窓口、出札室も当時のままで
豪華な造りが残されています。

それではホームに向かいます。
出札室の中には
国鉄の車掌や駅員の制服が
展示されています。

改札の頭上には時刻表が
当時のまま残されています。

ホーム
駅長事務室は現在
出雲観光協会さんの事務所ですが
駅名標はじめ1990年当時のままです。

ホームは出雲大社参拝で乗車した客に
対応すべく広いものとなっています。

線路を渡り向かい側のホームには
本州を最後に走ったSLとされる
D51 774号機が留置されています。
撮影時、家族連れで楽しく
SLの写真を撮っていたので
自分は全体像だけとりました。

ここもチェック!
ブルートレイン出雲や
特急はまかぜ、いそかぜなどのヘッドマークの
展示が駅舎内にされています。
タイムスリップした感じになります。
そして出雲大社詣などの
観光客向けの旅館案内の看板ですが
その旅館のフォントは
そのままでありながら
3Dの立体造りになっています。

旧大社駅保存修理事業
2020年10月末から
駅舎をまるごと屋根付きの覆いをし
囲い工事を進める予定で
骨組みは残しながら
半解体、部材の状況の確認しつつ
文化庁と協議をし進めるようです。
駅舎内などの内部観覧は
2020年12月18日まで可能です。
まとめ
2020年10月末から
2025年度まで保存修理される前の
大社駅をアップしました。
2025年リニューアルされたら
必ず再訪します。
そのぐらい素敵な駅舎です。
2020年12月18日までは内部観覧可能なので
ノスタルジックな浸るのも
いいかと思います。