【東急ワンデーパス】は
東急電鉄(以下東急)が販売する
東急全線が1日中乗り放題の
きっぷです。
【東急ワンデーパス】を
おすすめする5つのポイントや注意点
さらにおすすめスポットを
東急ユーザーの僕が
わかりやすく解説します。
東急を初めて利用する方
東急沿線のスポットを
くまなく周りたい
東急で1日中乗り鉄してみたい
というような方への記事と
なっています。
【東急ワンデーパス】
【東急ワンデーパス】は東急全線
(みなとみらい線を除く)
1日中利用できる
乗り放題きっぷです。
東急は東京の渋谷、目黒、品川
大田、世田谷区と町田市
神奈川の横浜と川崎、大和市で
営業している鉄道会社です。

【東急ワンデーパス】は
磁気券(紙のきっぷ)と
交通系ICカードPASMOで利用する
2つのタイプで販売しています。

【東急ワンデーパス】の発売価格は
大人780円、子ども390円
購入は始発から22:30まで
東急線各駅の券売機で
購入することができます。
【東急ワンデーパス】の有効期限は
購入日の始発から終電までと
なっています。
【東急ワンデーパス】を僕がおすすめする
5つのポイント
僕がおすすめするポイントは
・すぐに元が取れる
・東急全線を1日で乗車することができる
・東急以外の鉄道会社の電車を見ることができる
・渋谷や横浜観光に便利
・渋谷や横浜以外の東急沿線の街を探索できる
の5つです。
それぞれのポイントを解説していきます。
すぐに元が取れる
東急東横線で渋谷駅から横浜までの
往復の運賃が560円です。
途中で自由が丘のカフェに
行きたくなった場合
自由が丘駅で途中下車した例を
想定した一例です。
東横線で渋谷から横浜まで行き
横浜から渋谷に戻る時に
自由が丘で途中下車した場合
乗車した区間 | 運賃 |
渋谷→横浜 | 280円 |
横浜→自由が丘 | 260円 |
自由が丘→渋谷 | 160円 |
計 | 700円 |
渋谷・横浜間の往復に
自由が丘で途中下車しただけで
【東急ワンデーパス】の販売価格780円の
元をかんたんに取ることができます。
東急全線を1日で乗車することができる
東急は大手私鉄の中でも
営業キロ数が少ない会社です。
大手私鉄最長の営業キロ数は
近鉄です。
近鉄の営業キロ数が501.1kmに対し
東急は104.9km
(2022年2月時点)
近鉄の路線数が25路線に対し
東急は9路線なので
鉄道好きの方なら
1日で全線走破できます。
手軽に行ける小さな旅行としても
最適なきっぷです。
東急以外の鉄道会社の電車を見ることができる
東急東横線や田園都市線、目黒線は
東京メトロと直通運転しているので
東急の車両だけではなく
東京メトロや東武や西武
都営三田線、埼玉高速鉄道、横浜高速鉄道と
いろんな鉄道会社の電車を
見ることができます。
2023年3月から
東急新横浜線が開通し
相鉄新横浜線とつながりました。
海老名や湘南台方面の
相鉄の車両も見ることができ
乗り鉄や撮り鉄にもおすすめです。
東急沿線の街めぐりに便利
横浜観光した後に
渋谷でお買い物というような
利用にも便利なきっぷです。
渋谷や横浜以外の東急線沿線の街を探索できる
渋谷と横浜以外にも東急沿線には
魅力的な街がたくさんあります。
おしゃれなスポットなら
代官山や自由が丘、二子玉川
昔ながらの商店街を楽しむなら
武蔵小山や戸越銀座、中延
など魅力的な街が
たくさんあります。
【東急ワンデーパス】を利用すれば
東急沿線のいろんな街探索ができるので
一日中飽きることなく
楽しむことができます。
東急限定の電車にも乗車できる
東急でしか乗車できない電車もあるので
【東急ワンデーパス】を利用するときに
乗車してみては。いかがでしょうか。
【東急ワンデーパス】で乗車できる
僕がおすすめする東急限定の電車は
・世田谷線の路面電車

・こどもの国線の
「うしでんしゃ」や「ひつじでんしゃ」

・大井町線のQシート

です。

【東急ワンデーパス】を利用する時の注意点
東急沿線を1日乗り放題の
【東急ワンデーパス】の注意点を
あげていきます。
みなとみらい線の駅での乗降車ができない
横浜駅から元町・中華街方面への
みなとみらい線と直通運転していますが
【東急ワンデーパス】のエリアは
横浜駅までです。
みなとみらい線の駅で下車した場合
横浜駅からの運賃が発生します。
横浜の観光スポットを
中心にまわりたいという方には
「東急線みなとみらいパス」か
「東急線みなとみらい線ワンデーパス」を
おすすめします。
「東急線みなとみらいパス」の詳細は→こちら
「東急線みなとみらい線ワンデーパス」の
詳細は→こちら
有効期限は購入日の始発から終電まで
【東急ワンデーパス】の有効期限は
購入日の始発から終電までです。
きっぷ購入時から24時間後までの
きっぷではないのでご注意ください。
世田谷線やこどもの国線の駅から利用する場合
世田谷線から【東急ワンデーパス】を利用する場合
世田谷線内から【東急ワンデーパス】を
利用する場合、乗車時に乗務員(運転手)
に申告して「乗車券購入票」を受け取り
田園都市線の三軒茶屋駅で
世田谷線内の運賃を払い戻してもらい
【東急ワンデーパス】を購入します。
こどもの国線内から【東急ワンデーパス】を利用する場合
こどもの国線からの乗車は
長津田駅までの乗車券を購入し
こどもの国線に乗車し
田園都市線長津田駅で
【東急ワンデーパス】を購入した後
駅窓口でこどもの国線の運賃を
払い戻してもらいます。
交通系ICカードはPASMOのみ利用可能
【東急ワンデーパス】で利用できる
交通系ICカードはPASMOのみです。
SuicaやICOCAなどで利用はできません。
交通系ICカードは改札機にタッチして
列車に乗車する電子マネー機能が
ついたカードで全国に10種類あります。

PASMO定期券やモバイルPASMOでは利用できない
【東急ワンデーパス】で利用できる
PASMOは大人用(無記名・記名)と
小児用のみとなっています。
定期券やモバイルPASMOは
【東急ワンデーパス】として
利用できないので
ご注意ください。

PASMOを持ってない場合、預り金500円が必要
PASMOを持っていない場合
新たにPASMOを発行をします。
発行時に預り金500円が発生します。
PASMOが不要になった場合
駅でPASMOを返却すれば
預り金の500円は返却されます。
PASMOを持っていない方は
預り金が発生しない
磁気券(紙のきっぷ)の
【東急ワンデーパス】を購入を
おすすめします。
僕がおすすめする東急の駅や沿線スポット
僕は東急を通学から使い始め
通勤でも利用してるので
電車や沿線スポットに詳しいです。
せっかく【東急ワンデーパス】を購入しても
どこに行ったらいいのか迷ってる方に
僕が独自で選んだ
東急おすすめスポットの記事があるので
よかったら参考にしてみてください。
東急主要駅までの行き方
東京・品川・新宿駅から
東急主要駅までの行き方の
一例を紹介します。
東京駅から
東京駅から東急の駅に行くルートです。
東京メトロを利用する場合は
赤坂見附駅で丸の内線から
銀座線に乗り換え渋谷に行くルートと

大手町で丸の内線から
半蔵門線に乗り換え渋谷に行くルートが
あります。

東京メトロより時間は
かかりますが山手線で
渋谷駅に行く方法もあります。

山手線を利用すれば
目黒と五反田駅でも
東急線に乗り換えられます。
山手線は、かんたんなルートなので
東京にあまり詳しくない方には
おすすめです。
品川駅から
品川駅から東急の駅に行く場合
JR京浜東北線に横浜方面に乗り換え
1駅目ので大井町駅に
東急の駅があります。
新宿駅から
新宿駅から東急の駅に行く場合
山手線に乗車し渋谷駅に行くのが
一番かんたんで安いルートです。

【東急ワンデーパス】のおすすめポイントと
注意点のまとめ
この記事をまとめると
・【東急ワンデーパス】は東急全線
(みなとみらい線を除く)1日中利用できる
乗り放題きっぷです。
・販売価格は大人680円、子ども340円で
有効期限は購入日の始発から終電まで
となっています。
・【東急ワンデーパス】は発売価格の元が
すぐに取れます。
・目的地で長く滞在しない限り
東急全線を1日で乗車することができます。
・【東急ワンデーパス】を利用することで
東急の駅に長く滞在できるので
東急の車両のほか、相互の乗り入れする
鉄道会社の電車を見ることができます。
・【東急ワンデーパス】は渋谷や横浜
その他東急沿線の観光や
街探索にも、おすすめのきっぷです。
・【東急ワンデーパス】で中華街や山下公園など
横浜をメインとした観光をする場合
利用可能なエリアが横浜駅までなので
みなとみらい線の駅には下車できないので
ご注意ください。
・定期券のPASMOやモバイルPASMOで
【東急ワンデーパス】の利用はできません。
となっています。
首都圏以外の方でも
新幹線を利用した宿泊プランを使って
【東急ワンデーパス】を利用した旅を
楽しむことができます。

JR東海ツアーズが販売している
新幹線ダイレクトパックの詳細は
別記事にあるので、ご参照ください。
【東急ワンデーパス】を使った
プチトリップは
東急電車や東急沿線の街が
より身近に感じることができるので
東急に興味がある方は
一度利用してみてはいかがでしょうか。
東急を身近に感じ
好きになること間違いなしですよ!
